二度染め手順
二度染めとは、美しい染色効果とヘアケアを兼ね備えた染色方法です。一度目にヘナ100%で染め、続けてマホガニー又はインディゴを重ねることで、自然な茶系色に仕上げることが可能です。特に、白髪が全体の20~30%以上や、白髪が集中して目立つ部分には有効です。ブラウン系商品では満足できない場合は、ぜひチャレンジしてみえることをおすすめします。
自然な茶系色を実現
ヘナのオレンジ色とインディゴの藍色を重ねることで、自然な茶系色に仕上げることが可能です。
色持ちの良さ
二度染めは色素が髪の表面にしっかり定着するため、色持ちが長く続きます。
自由な色調整
インディゴの濃淡を調整することで、明るめの茶系色から深い茶系色まで自在です。
髪と頭皮に優しい天然素材
100%天然のヘナとインディゴを使用しているため、髪や頭皮を傷めることなく自然な美しさを引き出します。
![]() | ヘナをしばらくしていない ヘナを一ヶ月以上行わないとこのような状態になります。この場合は「二度染め」をおすすめします。 |
![]() | ヘナのみ行う はじめに、ヘナのみを行います。放置後は、お湯のみ(シャワー等)でヘナを溶かすように洗い流します。 |
![]() | オレンジ色を恐れないで! 白髪部分にオレンジ色が濃いほど、濃いブラウン色へ変化します。二度染めを上手に進めるコツは、オレンジ色を恐れないことです。 |
![]() | 部分塗りでOK! オレンジ色部分にマホガニーを塗布します。ポイントは、オレンジ色部分にハケ塗りで進めます。塗布後、放置時間:15~30分以内~洗い流します。 |
![]() | 塗布直後は黄金色になります 洗髪~乾燥直後の状態です。白髪部分は黄金色となります。インディゴの発色は空気にさらすことで、酸化作用が働きながら濃くなります。 |
![]() | 発色とハリ、ツヤ、コシの確認 48時間掛けながら、徐々に濃くなります。髪質の変化にも注目してください。 |
【補足】
・二度染めにマホガニーを使用した場合:白髪部分は、濃い茶色系へ発色します。
・二度染めにインディゴを使用した場合:白髪部分は、さらに濃い茶色系(黒色に限りなく近い)へ発色します。
・二度染めにブラウンを使用した場合:白髪部分の発色の変化は、期待できません。注)オレンジ色に近い茶系色が予想されます
・ヘナとマホガニー(又はインディゴ)を混ぜて、白髪部分への直接塗布では、濃い発色は期待できません。
・白髪部分にマホガニー(又はインディゴ)単体の塗布は、緑~青色系になる場合がありますのでご注意ください。
・二度染め時の放置時間は、インディゴの特性上、30分以上放置しても濃くはなりません。最大30分以内に洗い流してください。」
・日常の洗髪は、お湯洗いが理想となります。シャンプーの使用は退色につながります。どうしてもシャンプーを使いたい場合は、シャンプーの原液をお湯で薄めるなど、工夫次第で退色を遅らせることは可能です。
ヘナカラーは髪質により仕上がりに個人差が生じます。また、成分は植物のみのため、ペーストの具合、放置時間、作業手順などの違いにより様々です。ヘナカラーには"正解"はありません。失敗や間違いなどを恐れずに、実践を重ねながらマイレシピを作り上げてみてください。